レペゼン:
今のストリートシーンのファッションについてはどう思いますか?
MASAYA:
みんなおんなじ格好が多いっすね。
レペゼン:
確かに。
MASAYA:
たぶんですけど、服にお金を出さなくなったんですよね。
今までは、例えば15万のコートを買ったら、その月は飯をめちゃめちゃ我慢して、生き抜く!みたいな、そんな時代もあったと思うんすよ。
今はそんなことなくて、ファストファッションがメジャーなんで。あと、メルカリで買えちゃったりもするし。
そんな感じで、服を率先して買う人が昔に比べると絶対少なくなってきた結果、みんな一緒になっちゃたんですかね。
レペゼン:
なるほど。
MASAYA:
逆にブランド側も、率先して服を買う人に向けて作らなくなって、みんなに対して当たり障りのないようなデザインの服を作ってますよね。
だから、みんながさらに同じような感じになっていく。
ちょっと尖った服装してたらすぐ浮いてるやつみたいな、そんな感じになっちゃいましたよね。
どんなけ高いもの着てても結局そうなんですよね。
”全部盛り”みたいなファッションの人いるじゃないですか。
Balenciaga(ヴァレンシアガ)のスニーカー履いて、VETEMENTS(ヴェトモン)のパーカー着て、Supreme(シュプリーム)のキャップ被って、みたいな。いいんだけど、誰かの真似っていうか、みんな一緒になってて、楽しくはないっすね。
スタイリストMASAYA
Instagram : stylistmasaya
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