KMの好きな音楽について
レペゼン:
音楽について聞いていきます。最近好きな楽曲はありますか?
KM:
最近は曲作ってばかりで、実は昔ほど聴けてないかもしれない。
レペゼン:
ご自身の曲って事ですね。
KM:
そうそう。聞いてるのは昔の曲も多いです。
去年は Don Toliver (ドン・トリヴァー)「Heaven Or Hell」、Brent Faiyaz(ブレント・ファイヤズ)「 Fuck The World」、william crooks(ウィリアム・クルックス)「 flowers」、無名のビートメイカーがBandcampにアップするビートテープたち…
あとThe Weeknd(ザ・ウィークエンド)のアルバムに入ってる「Snow Child」って曲がめっちゃ好き。
レペゼン:
最近だとThe Weeknd(ザ・ウィークエンド)が好きなんですね。
KM:
昔から好きですね。「House of Balloons」の頃から。ぶっちゃけ「Blinding Lights」は、これでヒットするならアメリカちょろいじゃんって思って。笑 そもそも80’s シンセの音像がオレあんまり好きじゃなくて。
レペゼン:
なるほど。笑
KM:
「Blinding Lights」だけ知っててアルバムは遠ざけちゃってたんですよ。でも他の曲聴いてみるとドープですね
レペゼン:
狙いに行ってる曲とドープな曲のバランスがすごかったって感じですか?
KM:
ビルボードを読み解いたアルバムって感じがしました。
レペゼン:
さすがはプロデューサー目線ですね。
ちなみに今日聴いていた曲はありますか?
KM:
今日はさっき起きたばかりだから、まだ何も聴いてないです。笑
いつも車の中とかで聴くのはMac Miller(マック・ミラー)ですね。「Good News」、「Object In The Mirror」とか好きです。
レペゼン:
普段はMac Miller(マック・ミラー)が多いって事ですね。
人生を通して好きなアーティスト、曲はなんですか?これは理由も教えてください。
KM:
ごめんなさい、全然絞れないけども、
Steady&Co.(ステディ・アンド・コー)の「Only Holy Story」
m-flo(エム・フロー)の「Been So Long」
THA BLUE HERB(ザ・ブルーハーブ)の「未来世紀日本」
DJ BAKU(バク)さんの「2nd Musics」っていうミックステープ。これは本当にカセットテープで聴いてた。
井の頭線で通学中に。世界観にのめり込みすぎて終点で折り返したりしてたっすね。もう一周聴きたいからって。頭おかしい。
レペゼン:
Steady&Co.(ステディ・アンド・コー)とm-flo(エム・フロー)、カッコいいですよね!
KM:
「Only Holy Story」はシンセのローズの音でシンプルにコード展開していくってのが好きですね。wyolica(ワイヨリカ)のAzumi(アズミ)さんの歌声にもクラクラしながら聴いてましたね。
レペゼン:
仲の良いDJ、アーティストは誰ですか?
KM:
DJ TAK(タク)です。彼とは大学が一緒で、「BON-VOYAGE」(ボン・ボヤージュ)ってDJ CELORY(セロリ)さんのイベントも一緒に入ったり、ずっと仲が良いですね。
レペゼン:
同級生なんですか?
KM:
大学では同級生。年齢はあっちが一つ上なんですけどね。他にもクラブで会ったらパーティーになっちゃうDJはいっぱいいますけどね。でも挙げるとキリがないから、一人だけ挙げるとしたらDJ TAK(タク)。
レペゼン:
なるほど、良いですね。
これはヤバいと思ったビートはなんですか?
KM:
最近はハイパーポップっていうサブジャンルが盛り上がっていて、中心にいるのが100 gecs(ワンハンドレッド・ゲックス)ってチーム。そこのDylan Brady(ディラン・ブレイディー)ってプロデューサーが作った音がすごくて、世界からも注目されてて、僕も今注目してます。
レペゼン:
全然知らなかったです。チェックしてみます。
KM:
もう一人A.G. Cook(エー・ジー・クック)って人がいて、去年Charli XCX(チャーリー・エックス・シー・エックス)が出したアルバムを全曲プロデュースした人で注目しています。
レペゼン:
そうなんですね!勉強になります。
国内外問わず一緒にやってみたいラッパーは誰ですか?
KM:
国内だと大きいプロジェクトも控えていたり、今後やる予定がけっこうあるのであんまり名前を挙げられないんです。あと国外だと好きなラッパーは亡くなった人が多い…
レペゼン:
なるほど…
KM:
あとUSはどれ聴いてもある程度クオリティは高いんですけど、トラップが行きすぎてちょっと興味がなくなっちゃいましたね。なので今ならUKから出てくるRapperかな。
レペゼン:
なるほど。そういう意味では今はUKの方が面白いって感じですね。
KM:
そうですね。
あ、でも今パッと思いついたのはLAを拠点にしてるWedidit(ウィー・ディディット)というレーベルからリリースするDeb Never(デブ・ネバー)って女性ラッパーで、Tommy Genesis(トミー・ジェネシス)とかともコラボしたり、オルタナティブなんだけどシンプルで、ギターも自分で弾くしカッコいいです。
レペゼン:
女性ラッパーですか!
KM:
あとラッパーじゃないけど、Dominic Fike(ドミニク・ファイク)追ってましたね。他はBROCKHAMPTON(ブロックハンプトン)ていうグループがいて、そこの周りは面白いです。あえて挙げるとする、この三組ですね。
レペゼン:
プロデューサーなので当たり前ですけど、色んなアーティストを知ってますね。
密かに目をつけているアーティストはいますか?
KM:
国内だと最近「ALL 15 WELL」ってアルバムを出したKAISHI(カイシ)君。福岡のラッパーなんですけど、福岡は今アツい。少年院にも入ってたバッドボーイなんだけど、DMくれて東京まで会いに来てくれたんですよね。ただコロナがヤバい時期で会えなかったんです。
レペゼン:
わざわざ東京まで会いに来たってすごいですね。
KM:
それ以降もDMでデモ送ってくれたりしました。DMでデモ送ってくるとかって割とある事なので、最初はそこまで気にしてなかったんですけど、アルバムも出したしMVもちゃんと撮ってて勢いがありますよね。誠実さもあるし頑張って欲しいです。
レペゼン:
そういう子が活躍してくれると嬉しいですね。
KM:
私生活がけっこう酷いみたいでルーディだから、エモの中にも少しヒリヒリとした雰囲気があって、勢いだけじゃないって感じがします。言葉にも説得力があります。東京に出てくるって言ってたんで楽しみです。たぶんハネると思う。
レペゼン:
では今後に期待ですね!