Young SEX:
後は、音楽やらなくなったら、ただただ借金しながら女の子に金使うしかないから、だったら音楽やりながら女の子に金使う方が俺は気持ち良いからですかね。
レペゼン:
叶えたい夢は?
Young SEX:
海は越えたいっすよね。どうせやるなら海を越えてBillboard(ビルボード)にも乗りたいし、ヒップホップシーン以外からも注目されて、色んなことを伝えられるアーティストになりたいですね。
レペゼン:
海外目指すっての良いですね!ぜひBillboard乗ってください!!
では最後にPIZZA LOVEくんの「ラップをする理由」と「ストリートで叶えたい夢」は?
PIZZA LOVE:
俺、馬鹿すぎて脳みそ2 bitしかないんですよ。高校も5年通って、ずっと「馬鹿馬鹿」言われて育ってきたんですけど。
でも、ラップって馬鹿でもできるじゃないですか。俺みたいに頭悪い人やお金ない人、落ち込んでる人とか暗い人とかを勇気づけたいと思ってます。
Young SEX:
PIZZAの曲は誰も傷つかないし、聴いてて楽しくなりますよね。
PIZZA LOVE:
俺を見て、暗い気持ちが明るくなったらいいなー、みたいな。ラップをする理由はそんな感じですかね。
レペゼン:
夢はありますか?
PIZZA LOVE:
別にストリートで叶える夢って訳じゃないかもしれないですけど、親とか友達、彼女とかに色々迷惑をかけてきた分、恩返しをしたいなってはありますね。
レペゼン:
なるほど。皆さんそれぞれにアツい想いがあるんですね。Tajyusaim Boyzさすがです!!
レペゼン:
今の日本のヒップホップシーンについてどう思いますか?
LB-RUG:
とにかく速い!!自分達から仕掛け続けていかないと忘れられそうになるぐらい速い。
レペゼン:
展開が早いと言う事ですか?
LB-RUG:
色んな人が出てきて、逆に色んな人が最近見ないなーって感じで、入れ替わりが速いですよね。
レペゼン:
そのシーンの中で言う、仕掛けとはどんなことですか?
Young SEX:
俺らも常に新しいものを出そうとはしています。ワードがどうこうではなく、リズムであったり、メロディーラインの組み方だったり、常に先に、先に行けるようには意識しています。
レペゼン:
そんな”仕掛け”という意味でも、今コイツら勢いがあるなって思うアーティストはいますか?
LB-RUG:
ライブを見てすげーなって思ったのはGOBLIN LAND(ゴブリン・ランド)さんですかね。Young SEXがソロでライブ出た時に一緒で、あの時は床が抜けるんじゃないかってぐらい盛り上がってましたね。本当に凄いなって思いました。
レペゼン:
なるほど。
LB-RUG:
新しい感じの人がいっぱい出てくるから、本当に流れが速いっすね。
PIZZA LOVE:
みんなスタイルもバラバラだしね。
M.A.G:
それは逆に日本の良い所かもね。
LB-RUG:
確かに、一つのジャンルに固まるって感じではないからね。
レペゼン:
でも、皆さんも勢いは負けてないように見えます!
LB-RUG:
そこだけは負けられないっすね!
Young SEX:
逆に自分らが勢いあると思ってやってないと、そこのマインドがみんなに伝わってないと、ダメですよね。
レペゼン:
素晴らしい。そのマインド、かっこいいです!!
レペゼン:
そんな4人にとってヒップホップとは何ですか?
M.A.G:
ヒップホップとは…自分がカッコつけれるところじゃないですかね。
Young SEX:
自分を、自分の生き様を唯一表現できるところ。
PIZZA LOVE:
俺も同じかな。自分を表現できる場所ですよね。
LB-RUG:
うん。そうだね。自分をさらけ出す場。みたいな感じかな。
レペゼン:
なるほど。皆さんが向かっている方向は一緒なんですね!
座右の銘はありますか?
PIZZA LOVE:
「金は借りた奴が勝ち。」笑
ずっとこれでやってきたんで。笑
レペゼン:
それヤバイですね。さすがです!笑
Young SEX:
やっぱり「女の子」じゃないですかね。
LB-RUG:
それもはや座右の銘じゃねー。笑
Young SEX:
座右の銘とかわかんないっす。笑
でも「女の子」しか出てこないっすね。
LB-RUG:
自分は因果応報です!自分がやった行いが良ければよく帰ってくるし、悪かったら悪く帰ってくるし。
レペゼン:
日々心がけているんですね。M.A.Gくんはどうですか?
M.A.G:
心がけてると言うか、自分が動く時にいつも思う事は、「どうせなら」っていう言葉ですかね。
レペゼン:
「どうせなら」ってのはどう言う意味ですか?
M.A.G:
「どうせならラップで歌った方がいい」っていうか。何も行動にしないよりかは、どうせならやってダメならダメで良いじゃんって言う感じですね。
レペゼン:
なるほど!!素晴らしい!!やらないとわからないこともたくさんありますもんね!!
最後に、読者にメッセージはありますか?
LB-RUG:
「リボはやめとけ。」
M.A.G:
「ご利用は計画的に。」
レペゼン:
wwwww説得力がないのかあるのか!笑
本当に今日は楽しいインタビューをさせて頂きました!ありがとうございました!
「楽しいからやる」「好きだからやる」こんな当たり前のことが彼らの強さだった。きっと我々にもこんな想いはあるのだと思う。
でも何かと「お金」が邪魔をする。「お金がないから」「これやっても稼げないから」いつからこんなに簡単に言い訳をしてしまうようになったのだろうか。
Tajyusaim Boyz、彼らにその言い訳はない。”借金はあるが、失うものなどない”クルーがどれだけのパワーを発揮するのかが今後ますます楽しみである。
▼Tajyusaim Boyz
Instagram:
Tajyusaim Boyz・・・tajyusaim_boyz
LB-RUG・・・_lb_rug_
M.A.G・・・m.a.g_w_s
Young SEX・・・__young_sex
PIZZA LOVE・・・pizzalove1994
Interview:ABE HONOKA
日本のストリートをレペゼンしよう。