レペゼン:
今のストリートシーンをどう思いますか?
Ry-lax:
どんどんメディアに食い込んで言ってるから、ストリートが良い意味で、ストリートじゃなくなるんじゃないかなーって思いますね。残るものは残るけど、出していいものはどんどん出していけばいいと思う。
レペゼン:
確かに、少しずつ”出る”ことが多くなりましたよね。
Ry-lax:
そういう意味では、”モデル界隈の人たちで、特にヒップホップのカルチャーが好きな人”とかが結構大事になってきますよね。
レペゼン:
お!それは拡散力って意味ですか?
Ry-lax:
そうです。モデルとか芸能人って拡散まじ強いじゃないですか。SNSで「この曲聞いてます!」って言ったらみんな聞くだろうし。その時にヒップホップをチョイスして、インスタやなんかで拡散してくれるようになったら、さらにシーンが広がるかなーと。そういう人たちが、シーンを広げるキーマンみたいな存在になり得るんじゃないかなーと。
レペゼン:
なるほど。そう言ったモデルさんは、ストリート、ヒップホップと関係ないフォロワーもたくさんいますからね!
Ry-lax:
ヒップホップシーンと関係ない人たちとのパイプとして、結構強い存在になってくるんんじゃないかなーと。
レペゼン:
たまにそういう拡散を見ると嬉しいですもんね!
Ry-lax:
ですね。もしくは、今まで好きだったけど、周りからの見え方的にあまり出してこなかった人が、ようやく出せる世の中にはなって来たのかなー
レペゼン:
本当に広がってきている実感はいろんなところで感じますよね。
レペゼン:
では、このそんなヒップホップやストリートの世界で稼いで行くには?
Ry-lax:
売れるしかないです。曲を出して、味方をつけて、その味方に刺さる曲を当てて行くだけですね。その繰り返しですね。曲を出すたびにその味方を増やして行くことですね。減らしたら意味ないので、そこは難しいですけどね。
レペゼン:
ラップで、「よし、これいけるぞ!」って感じたのはどれぐらい時期ですか?
Ry-lax:
EPを出した時かなー。あと、上京決まった時とか。
レペゼン:
なるほど。味方がついたって言う実感があったんですか?
Ry-lax:
そうですね。BCDMGにも入れたし。
レペゼン:
確かに。曲を作る以外で、売れるために必要な要素はありますか?
Ry-lax:
人との繋がりは一番デカいかもですね。
ずば抜けてやばくない曲でも、フックアップする人によっては、ドカンと売れることがある世界だと思うんですよ。だから、誰が見てるかわからないよってことは、常に頭においてますね。
レペゼン:
そんんな人たちとつながるにはどうしたらいいですかね…?
Ry-lax:
外(クラブ)に出るしかない!ってことですね。結論。
もちろん「遊びに行く」っていうのが大前提なんだけど、結果的に、繋がりが増えて、特をすることが多いと思います。そこは貪欲に出していいと思うし。
レペゼン:
なるほど。
Ry-lax:
楽曲のインスピレーションも受けるし、繋がりもできるし。ほんと外出た方がいいっすね。
もうすぐ、NORIKIYOさんとかAKLOさんとやってる、「Temptation remix」のMVが世にでるんですけど、その2人と繋がったのもやっぱり現場でしたね
レペゼン:
その2人と繋がってるのもすごいですよねー!
Ry-lax:
NORIKIYOさんは旭川に来てくれたタイミングでライブを見に来てくれて、「いいねー!」って言ってくれたから、「いつか東京行くんで曲やってください!」って話をして繋がってた感じですね。
レペゼン:
すごい!
Ry-lax:
AKLOさんはRENE MARSくんが、仲良くて。お互いラテン系のどっかの出身ってことで、Agehaかどっかで意気投合したみたいなんですけど。
それで今回Remixやるからって2人にお願いしたら、「俺らも若いやつとやれるの超アガるよ!」って気持ちよく受け入れてくれて。
レペゼン:
外に出るって、いいことばかりですね!!
Ry-lax:
ほんとそうっすね。
▼Ry-lax
Instagram:re_lax_bcdmg
Interview:ABE HONOKA
Writer:中崎史菜
日本のストリートをレペゼンしよう。