レペゼン:
では次はこれまでの人生について聞いていきます。人生グラフを描いてもらって、それに沿ってお話を聞いていきますね。
Leon Fanourakis:
おー新しいっすね。
レペゼン:
ありがとうございます笑
Leon Fanourakis:
(人生グラフ記入…)
こんな感じっすね。
レペゼン:
やば!!!!!これはまた新しい!!!!!ありがとうございます!!!!!
・9才 親の影響でROCKを聞き始める
・10才 友人の影響でHIPHOPに出会う
・12才 DJやトラックメイクをしてみる
・14才 BANさんを聞いてRAPを始める
・15才 初LIVEロードトゥレゲエ祭
・17才 高校生ラップ選手権8回優勝
・18才 音源制作を真剣に始める
レペゼン:
ご両親の影響でロックを聴き始めたんですね。お母さんですか?お父さんですか?
Leon Fanourakis:
お母さん、お父さんどっちも音楽やってて。お母さんは歌ってたりとか、お父さんは普通に会社員なんですけど、楽器やったり、テクノのトラック作ってたりとかしてて。ちっちゃい頃とかにもよくクラブに連れてかれたりしましたね。
レペゼン:
めちゃくちゃいい環境ですね。子供の頃はどんな子供でしたか?
Leon Fanourakis:
絶対浮いてたっすねー。小学校で一人でモヒカンしてるみたいな感じだったんで。
レペゼン:
おーファンキーですねー
Leon Fanourakis:
中学生の時もなんかずっと怒られてる感じでしたね。笑
そんな感じでした。
レペゼン:
そうなんですねー笑
なんで怒られてたんですか?
Leon Fanourakis:
まず、勉強できない。学校抜け出す。別にヤンキーってわけじゃないんですけど、まあそんな感じでした笑
レペゼン:
横浜って聞くとそういうファンキーな人も多いのかなーって想いがちなんですけど、実際どうだったんですか?
Leon Fanourakis:
自分の周りはそんなはっちゃけてる人とかいなかったですね。ヤンキーもいないし。
レペゼン:
みんな普通な感じだったんですね。10歳で友人の影響でヒップホップに出会ったんですね。早いですね!
Leon Fanourakis:
横須賀とか横浜に住んでる子って、お父さんが外国人っていうのが結構多くて、そういう子たちにヒップホップ聴かせてもらって、「おお、これやば!」みたいな。
レペゼン:
最初に聞いた曲を覚えてますか?
Leon Fanourakis:
最初に聞いたのはJAY-Z (ジェイ・ズィー)& LINKIN PARK(リンキン・パーク)でしたね。ロックが好きだったんで、LINKIN PARKは普通に聞いてたんですけどね。
レペゼン:
チェスターが死んじゃった時は悲しかったですか?
Leon Fanourakis:
悲しかったですね。めちゃくちゃ。俺、普通に中一ぐらいんときにライブも行ったぐらいなんで…
レペゼン:
いいなー!羨ましい!生で聞いてるんですね…
で12歳の小学校6年生で、DJやトラックメークを始めるんですね。
Leon Fanourakis:
そうですね。家に楽器とか、ターンテーブルもあったんで。楽器は親に教わろうと思ったけど、あんまり教えてくんなかったっすけどね。感覚だけで、あと自分でやれみたいな。だからこの時始めたんですけど、DJやってみても、どこでテンポ合わせるかわかんないってかんでしたね。
で、トラックやってみてもなんか違うなーってなって…
Leon Fanourakis:
んで、14歳の時に聞いたBANさんの曲を聞いて、ラップやってみようってなって、そっからずーっとラップしてますね。
レペゼン:
ここでBANさんと出会うんですね!!BANさんのラップは何で聞いたんですか?
Leon Fanourakis:
HMVでCDを聴きました。ちょうど発売直後だったんですけど。「日本語ラップ聴いてみよっ」って思って聴いてみたら、他の人と全然違くて。日本語でもこのフロウできるんだって。かっこいいなーって思って。
そしたら、たまたまBANさんが俺のお母さんの知り合いの知り合いだったんですよ。
レペゼン:
すごいですね!世間は狭い!
Leon Fanourakis:
そっから、俺のお母さんが「BAN君知ってるよー、昔一緒にセッションしたー」みたいな感じで言ってたんで、お母さんの友達から連絡してもらって。
レペゼン:
へーーー!!
Leon Fanourakis:
それが、中2とか中3ぐらいっすね。
その後、HOOLIGANZが渋谷でライブするって聞いたんで、そこに言って「HOOLIGANZの弟子にしてください」って言って。そしたらBANさんが「じゃ、曲送って!」って言ってくれて、曲を送り続けてたのが、曲を作るきっかけになりましたね。
レペゼン:
すごい!!HOOLIGANZに聴いて欲しくて作ってったのが、曲になっていったってことですね!!
Leon Fanourakis:
そうですね。すげーあったかくて。「もっとこうしたほうがいいよー」ってアドバイスくれたりとかもして。
レペゼン:
すごいうやっぱ、あの感じで優しいんですね。で、その後すぐ初ライブですね?
Leon Fanourakis:
「Road To 横浜レゲエ祭」が初ライブでした。そのライブで優勝したら、横浜レゲエ祭出れるっていうやつでした。
レペゼン:
へー!レゲエですか?
Leon Fanourakis:
そうですね。レゲエって知ってたんですけど、とりあえず出してみようと思って音源出したら、それが受かって、初ライブ出ました。場所は横浜ベイホールでした。
レペゼン:
レゲエ祭ってことは、周りが全員レゲエの中一人だけヒップホップで出場したってことですか?
Leon Fanourakis:
そうですね。ジャッジもMighty Crown(マイティ・クラウン)でした。
レペゼン:
評価は良かったんですか?
Leon Fanourakis:
そうですね。そっからいろんな人と繋がるようになりました。
レペゼン:
それが15歳の高1ですか。やっぱり、我々とはやることが違うなー…
初ライブは緊張しましたか?
Leon Fanourakis:
そうですね。でも「やるぞ!」みたいな気持ちが強かったですね。
レペゼン:
さすがです。ライブに向けては普段からどこで練習しているんですか?
Leon Fanourakis:
おじいちゃんの家がマンションなんですけど、その地下に、空き部屋兼スタジオにしてる部屋があって、そこで練習してますね。
昔から使ってて、今でもそこでやってます。
レペゼン:
友達ともそこで集まったりするんですね?
Leon Fanourakis:
そうですね。
レペゼン:
すごくいい環境ですね!!
Leon Fanourakis
Instagram:leonfanourakis
Twitter:LeonFanourakisInterview by ABE HONOKA
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