レペゼン:
てか、そもそもなんですけどリーダーは誰なんですか?
TAKUMA THE GREAT:
リーダーっていうリーダーはいないんだけど、形としては万寿がやってるよね。
万寿:
リーダーとかではなくて、なんだろう、こいつらやらねーから、やらざるを得ないみたいな。誰かがやらなきゃいけないから仕方なくやってます。笑
TAKUMA THE GREAT:
基本、みんながみんなソロでもともとやってたから、今回の案件は、万寿ね、今回は俺ね。みたいな感じだったんだけど、いつの間にかめんどくさいことは万寿に任せるようになってるよね。
BAN:
本当にうまい具合に進行してくれて。笑 血液型って信じてなかったんだけど、血液型ってその通りだなって思いますね。
万寿:
まああるよね。
レペゼン:
ラップをやっていて影響を受けた人はいますか?
BAN:
俺は2PAC。あとは、「RudeBwoy Face」っていうReggae Deejayで、中学の時の先輩です!
万寿:
俺はラップ始めたきっかけになる人でもあるんだけど、地元の先輩のATさんですね。インタビューで名前出たら喜ぶだろうね。笑
TAKUMA THE GREAT:
俺は、Twigy(ツィギー)さんとタリブクワリさんですね。
レペゼン:
ここもみんなバラバラなんですね。いろんな影響がHOOLIGANZに入って来てると。
ラップしてて悔しかったことはありますか?
TAKUMA THE GREAT:
俺はもうあの日しかないね。
レペゼン:
なんですか?
TAKUMA THE GREAT:
フリースタイルダンジョンで負けた日だね。
万寿:
俺も悔しかったー。
TAKUMA THE GREAT:
人生でこれ以上ないだろうってぐらいヘコんだね。
レペゼン:
グラフもめっちゃヘコんでる…。
TAKUMA THE GREAT:
あんなラップが放送されるなんて、もう俺ラップやめるって言ってましたね。笑
まあでも、人として強くなれたって意味ではターニングポイントですね。
BAN:
涙の数だけってやつね。
レペゼン:
万寿さんは悔しかったことありますか?
万寿:
HOOLIGANZって、もうひとりメンバーがいたんですよ。HAIIRO(はいいろ)っていうやつで、創設者でもあるんですけど。
10代からすっと一緒にやってて。ちょうどこの時(グラフが下がってる時)そいつと別れた時ですね。やめるやめないでもめたし。
この時結構絶望的だったなっていう感じですね。今でもそいつは別でラップやってるけどね。
レペゼン:
なるほど。そんな別れも経験しての今なんですね…。
ラップしてなかったら何やってたと思いますか?
万寿:
海沿いでボケーっとしてたかなー。
BAN:
TAKUMAは外国語の先生でしょ。4ヶ国語喋れるし。
TAKUMA THE GREAT:
いやーでも俺勉強嫌いだからなー。
万寿:
BANは何なの?
BAN:
僕はビジネスですね。営業、投資、金を稼いで早期リタイア!
万寿:
ハハハ。なんだそれ。
BAN:
現実的でしょ?フフフ。
“踊りませんか”(Official Video)をチェック!
何を聞いても答えることが違うHOOLIGANZの3人
しかし、この掛け合いが気持ちがいい。きっと個性がバラバラだから、一緒に曲を作る時に掛け合わされるパワーは何倍にもなるのだろうと感じた。
次回以降はまさにその3人が同じ方向を向く瞬間、楽曲の制作や今後のHOOLIGANZが目指すところについてを聞いた。ストリートにもいろいろな形があるが、仲間のあり方にもいろいろ。そんな3人のインタビューの続編もお楽しみに!
万寿 Instagram:mangy_prz
TAKUMA THE GREAT Instagram:takuma310
BAN Instagram:band_k_asamoa
Interview by ABE HONOKA
日本のストリートをレペゼンしよう。