ラップの本場・アメリカで肌で感じた過去/ラッパーELIONE③

JAY-Z、Kanye West、Alicia Keysなどを生で体感

ライター:レペゼン君

レペゼン:

ここから「人生グラフ」と言うものを書いてもらって、ELIONEさんご自身の人生を振り返って頂きたいと思います!

ELIONE:
なるほど。

(人生グラフ記入)

レペゼン:
まずはラップを始めた頃ですね?

ELIONE:
まず、大学時代に、千葉をメインに活動していたMYTってグループのBARREL(バレル)って奴と出会って、彼に誘われて始めました。

レペゼン:
大学生の時に始めたんですね。

ELIONE:
はい。BARREL(バレル)ともう1人DJの仲間がいて、3人で地元でCatch The Skyっていう名前のグループ、イベントをやってました。でも、色々あってそのDJがいなくなって…ラップを始めて早い段階で一緒にやっていけるって思ってた奴がいなくなったんですよ。
BARREL(バレル)も大学卒業のタイミングで活動を控えて。この時に結構ヘコむんですよ。22-23歳くらい。

レペゼン:
なるほど、ラップを始めてすぐに一度下がっちゃうんですね。

ELIONE:
それで新しく自分でLL(エルエル)ってグループを地元で始めて。ちなみにこれはLyricist Lounge(リリシスト・ラウンジ)の略何ですけど。駅前のマンション借りて皆で集まって曲作ったりしてました。そこからGotham City(ゴッサム・シティ)ってイベントを地元でやってました。

レペゼン:
バットマン!

ELIONE:
そうですね。で、それを2年ぐらいやってたんですけど、その時にもう一回人間的に勉強したいなと思ってニューヨークに行くんですよ。実は19歳の時にもニュージャージーに留学してるんですけどね。

レペゼン:
おー!ラップの本場に行くんですね!それはなぜ行ったんですか?

ELIONE:
日本で海外のラッパーがライブするってなっても、みんな言葉分からないからレスポンスできなかったり、オーディエンスがリリックを歌わないから、アーティストも不機嫌になったりするじゃないですか。あとは、やっぱり海外から日本に入ってくる情報って歪曲されてるし、だからアメリカでちゃんとアーティストを観たいって思って。

レペゼン:
本物を生で感じたいって事ですか?

ELIONE:
そうですね。真実を生で観たいと思って。だから向こうでたくさんのアーティストのライブを観に行ったんですよ。JAY-Z(ジェイ・ジー)、Kanye West、Black Star(ブラック・スター)、Nas(ナズ)、Common(コモン)、Alicia Keys(アリシア・キーズ)、Slick Rick、Ghostface Killah、Dipset(ディップセット)、G-Unit(ジー・ユニット)も視たし、アンダーグラウンドだったら、Statik Selektah(スタティック・セレクター)、Action Bronson(アクション・ブロンソン)、Brown Bag Allstars(ブラウン・バッグ・オールスターズ)とか、とにかく色んな人を観に行ったんですよ。

レペゼン:
へーうらやましー!!すごい人達を生で観て来てるんですね!

レペゼン:
アメリカに行った後はどうしたんですか?

ELIONE:
その後は日本に戻って来たんですけど、LL、グループを解散させたんです。本当に自分が、わがままだなーと今でも思います。笑

レペゼン:
急に解散!笑

ELIONE:
地元で自分の知っている人たちの前だけではなくて、自分のことを全く知らない人たちの前でどれだけ自分が通用するのか1人で勝負したいってなって思って。それで東京に出て来てたのが25、26歳の時かな。

レペゼン:
それだけニューヨークで何か感じたってことですよね!!
東京に急に来たってことですけど、誰か東京に宛になる人はいたんですか?

ELIONE:
無かったですねー。まだまだ無名だったし、何も無かった。でも、フリースタイルには自信があったんで、MC Battleに出てみたりしました。

レペゼン:
何もない状態からの勝負が始まるんですね!

ELIONE:
それから東京で紆余曲折ありながら、ファーストアルバムを自分で作って出しました。このあとぐらいかな、RYKEY、JAZEEとか同い年のラッパーと出会って、FREEZとも仲良くなったりして。これが28、29歳の時ですね。

レペゼン:
なるほど。
この時にはもう自分で曲を全部作れちゃってたんですよね?

ELIONE:
東京出て来た時からトラックメイクは始めてました。当時のバックDJの奴と部屋借りて、100万-150万円分ぐらい機材とかプラグインとかローンで買って、バイトして金を返しながらファーストアルバムを作ったんすよね。笑

レペゼン:
すごい!!東京に来て、いよいよ本腰を入れて行く感じですね!!グラフも上がって来ていますね!!
先がきになるところですが、この先は後編で聞いて行きたいと思います!!

 

「考えたことを行動に移す」これは想像しているよりもはるかに難しい。しかし結果的にそれが「できる」か「できない」かでその人の人生は大きく変わる。
ELIONEはその重要さを誰よりも理解し、行動してきた男。だからこそ彼の言葉には人々の心を動かす説得力が宿る。インタビューをしている我々も何度彼の言葉に引き込まれたことか。そんな彼の考える「日本のストリートやヒップホップの今」を次の記事から語ってもらった。

…続く。

▼ELIONE
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Interview:ABE HONOKA

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