レペゼン:
今のヒップホップシーンについてどう思いますか?
DJ RINA:
現場で得るものがシーンに繋がると思ってたけど、今はSNSとか情報源がたくさんあって常にシーンも変化していくから、それについていけるようにアンテナを張っておかないとな、とは思ってます。
レペゼン:
なるほど。
DJ RINA:
いつまでも昔の事を語ってはよくないし、シーンは常に動いてるものだと思うから。
レペゼン:
アンテナを張るっていうのは具体的にどういった事を?
DJ RINA:
結構ネットサーフィンしてます。笑
レペゼン:
自分で色んな事を調べるんですね。
DJ RINA:
調べる、見る、話を聞く。昔は現場に行ってそれをしてたたけど、今はクラブに行けない時もSNSでチェックしたり、ネットサーフィンしたりするようになりました。
レペゼン:
それもまた大切な事ですよね。
DJで稼いだり、これからDJを目指す人たちに何かアドバイスとかありますか?
DJ RINA:
好きな事をするためにベストな状態を作ることが大切かなと思います。そのために他の仕事をする事が別に格好悪いとは思ってないです。
レペゼン:
自分にあったやり方って事ですね。
DJ RINA:
今は音楽だけでやっていけてるけど、昔は3つ仕事やってて辛い思いもしました。そんな時でも、曲が欲しい、機材が欲しい、お洒落もしたいし、DJする時にちゃんとした髪型でいたい、ネイル もマツエクもしたい。好きなことをベストな状態でやるにはって考ええれば、3つの仕事も必要な ことですからね。
レペゼン:
DJだけ!って気張らなくてもいいってことですね。
DJ RINA:
そうですね。ただ、目標だけしっかりは定めなければいけないと思います。その目標のために行動するってことになるので。
レペゼン:
本当に説得力がすごいです。
ご自身の経験からも、「女性のDJ」ということで大変な事もあるかと思いますがそれについてはいかがですか?
DJ RINA:
大変なこともあったけど、自分が出たばっかりの時には既にDJ LICCAさんとかが最先端で活躍してたし、逆にLICCAさんとかが当時のシーンをどう見ていたのかとか、その時の心境とか聞いてみたいですね。辛いこととかももっとあっただろうし。
レペゼン:
なるほど。
DJ RINA:
自分はそこを目指してやってこれたから。今の自分がその当時の憧れの人達と同じ立ち位置に来れたのかも気になります。
レペゼン:
憧れの人に追いつけているのかって凄く気になりますよね。
でも、個人的な意見かもしれないですけど、RINAさんは絶対に追いつけていると思います。
今日はお話を聞いて本当に感動しました!今後も頑張ってください!以上でインタビューは終わりです。今日はありがとうございました!
DJ RINA:
ありがとうございました!
話の内容や、行動の一つずつに、芯が通っている。そしてそこにある熱量がその周りの人間の心すらも動かす。彼女ならば、みんなが望むストリートシーンに作り上げることができるだろう。
行動に起こせる人は、何かを失敗してもすぐにその原因を解明し、対策を打ち、また行動しつずけることができる。間違いない。我々はDJ RINAから夢の叶え方を教わった。夢があるそこのあなた、「したい」ではなく「する」と毎日自分に言い聞かせることから始めてみよう。
▼DJ RINA
Instagram:djrina
Interview:ABE HONOKA
日本のストリートをレペゼンしよう。