レペゼン:
上京してからはどうでした?
DJ RINA:
DJのことで凄く悩むようになりました。
レペゼン:
グラフを見ると結構長い間悩んでたみたいですけど、どんな悩みだったんですか?
DJ RINA:
下積みの辛さや自分のスタイルの事ですね。仕事もこの時3つくらいやってて、結局DJってゴールがある訳じゃないし、どうしようかなってので色々考えてました。
レペゼン:
仕事を3つやりながらDJをしてたって…すごく大変そうですね。
DJ RINA:
この3年は、歳だけとっていく…と思ってた事が多かったですね。
レペゼン:
前に進んでる感じがしなかったんですか?
DJ RINA:
ただこなしてる感、ですね。
レペゼン:
なるほど。この時は週にどれくらいDJしてたんですか?
DJ RINA:
週に4~5日くらいしてたんですけど、「自分がこうなりたい」とか「どうやって自分をアピールしよう」って色々考えてたかな。女性DJならではの悔しさや悩みも沢山ありました。
レペゼン:
なるほど。ずっとモヤモヤしなが色々と考えてた時期ですね。
DJ RINA:
仕事も3つやってたし何を1番にやっていけば良いのか分からなかった。道に迷ってましたね。
レペゼン:
女性にとっての20代半ばって1番良い時期だと思うんですけど、DJを辞めて他の事をやろうとせずに続けてこれたのはなぜですか?
DJ RINA:
やっぱり負けず嫌いだったからですね。音楽が好きだからこの歳までやってこれたし、昔からDJで食っていくって決めてたのに他の人たちに負けるのが悔しかった。それに自分がシーンを変えなきゃとも思ってた。
レペゼン:
シーンを変えるとは?
DJ RINA:
女性のDJで頑張ってる人がちゃんと認められるようなシーンを作っていきたいなって思ってました。
レペゼン:
すごい。悔しい想いをした時期でも、それだけ強い意志があったんですね。
DJ RINA:
本当に悔しかったけど、いつかは絶対に変わると言い聞かせてました。
悔しい思いをした時、進むべき道に迷った時、DJ RINAはそれらをプラスのエネルギーに変える力を持っている。想いは行動を変え、行動は習慣を変え、習慣が人生を変える。このことを彼女は誰よりも理解し、実践してきたのだろう。あなたも人生の壁にぶつかった時、ぜひDJ RINAの言葉に耳を傾けて欲しい。
より具体的に彼女がレッドブルで優勝するために「どのような”行動”をしてきた」のかについて、このあと迫る。あなたを鼓舞する彼女の人生のストーリーを見逃すな。
▼DJ RINA
Instagram:djrina
Interview:ABE HONOKA
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