レペゼン:
楽曲制作とかDJとか、自分の好きなことして稼げてる人って世の中では少ないと思うんですけど、「好きなことで稼ぐ」っていうことの秘訣はなんだと思いますか?
DJ TATSUKI:
「行ける!」と思ったときから行けるようになったんで。その感覚をつかむことかなー。
俺らだと「ビッチと会う」っていう曲を出して、結構反応が良かったから、このまま行ったら行けるかなー!っていう感覚があったんですけど。
レペゼン:
「これ行ける!」と思ったらそのチャンスを逃さないってことですね。
DJ TATSUKI:
俺は去年の12月まで平日ずっとパソコンの仕事してて、アルバム出すときにやめたんですけど。
もちろん仕事やめてすぐ、収入がある状態にはならなかったけど。でも「行けるっしょ!」っていう感覚はあったんで。
DJ CHARI:
僕も今年の頭まで仕事してましたね。やっぱりこれ行けると思ったものを、やり続けるって感じですね。
「行ける!」と思ったときは、もうやり続けるしかない。「ビッチと会う」以降、行けると思ってたから。
レペゼン:
なるほど。2人がそろって「行ける!」っていう感覚を持ってたというのはすごい!
自信が確信に変わる感じですね!
一緒にできる仲間がいて、チャンスがきたら、みんなで同じ方向に向かって「行く!」っていうことですね。
DJ CHARI
そんな感じですね。
レペゼン:
では次にファッションについてお伺いします。好きなショップとかブランドはありますか?
DJ CHARI:
そうですね。「GROW AROUND(グロー・アラウンド)」にはずっとお世話になってるし、「NUBIAN(ヌビアン)」もNUBIANができる前から社長さんと知り合いで、お世話になってますね。
レペゼン:
ファッションもストリートのつながりなんですね。
DJ TATSUKI:
そうですね。もう随分前にやめちゃったんだけど、昔仲間のDJがもう一人いたんですよ。そいつの地元の仲間が洋服作ってて提供してくれるんで、新しいアルバム用の撮影とかは大体そこの服を着てやってましたね。
つながりとか友達がやってるものとかだけで、アルバムとかPVとかを作れたら嬉しいですよね。
レペゼン:
そういうの良いですよね。思い入れがあるアイテムだと、テンション上がりますよね。ファッションのこだわりはありますか?
DJ TATSUKI:
こだわりかはわかんないけど、アクセサリーとか装飾品はしてないですね。
DJ CHARI:
ブリンブリンしたいっていう思いはあるけど。笑 まだ挑戦できてないです。
DJ TATSUKI:
初めてあった時、こいつ体育の授業で使う笛の形をしたブリンブリンをつけてました。笑
DJ CHARI:
ははは。あの鳴らないやつね。笑
DJ TATSUKI:
意味わかんなかったわ。笑
DJ CHARI:
すいません。笑
仲むずましい2人のセッション。お互いのことを理解しているのはもちろんのこと、まるで左右のターンテーブルで回る2枚のレコードのように、話し方のBPMも同じテンポを刻んでいるようなコンビネーションだった。
ヒットはそれぞれ別で活動していたら生まれなかっただろうし、共に活動したからこそ、絶妙な化学反応を生みヘッズの心を掴んだのだと感じることができた。後半は、そんな彼らが考えるヒップホップシーンの今後や若い世代への思いに迫る。乞うご期待。
DJ CHARI instagram:djchari
DJ TATSUKI instagram:djtatsuki
ニューシングル「Dance On Me Feat. Young Dalu, OSAMI, Night Flow Mike & Hideyoshi」のダウンロードはこちら