レペゼン:
人生グラフを書いてもらって、それを元にインタビューしてるんです!ご記入をお願いします!
高山さん:
難しいなあ。これ。
レペゼン:
ありがとうざいます!昔を思い出していただくので、時系列が難しいですよね…!早速拝見させて頂きます。初めは服屋にいたんですね?
高山さん:
18歳の時に上野のアパレルでアルバイトを始めて、そこで3年くらい働いて、そのあと2年くらい代官山のセレクトショップに移りました。それまでは洋楽とか聞いてなかったんだけど、そこで洋楽に初めて触れたんだよね。
レペゼン:
アパレルの経験も長いんですね!
高山さん:
ファミリーで働き始めた時も、昼間アパレルで働いていて。深夜週に1~2回FAMILYでやらせてもらってって感じでしたね。
レペゼン:
そうなんですねーそのあとDJスタートしたんですか?
高山さん:
多分ここら辺から、よ95年18歳の時にターンテーブルを買ってて・・・19歳~20歳くらいでアパレルやりながらDJ始める。ですね!
レペゼン:
ファミリーで働き始めたのはいつ頃なんですか?
高山さん:
色々遊んでいるうちに、今のFAMILYの元になる人たちに出会うのが19歳とかかな。いろんなクラブ行き始めて、いろんなこと知って。21歳、ここら辺曖昧だなあ・・・21~22歳くらいFAMILY入店かな。入店後、1年くらいで結婚してるんだよな。
レペゼン:
お!良いですね~!!奥さんとの出会いは?
高山さん:
最初友達が連れてきたお客さんで。一目惚れみたいなものかな。今はもう子供が2人いるからね。ここから、FAMILYの10周年くらいまではプライベートで色々ありながらも右肩上がりだったと思うなあ。
レペゼン:
素晴らしいですね!!
高山さん:
で、FAMILYが10周年くらいの時に店長みたいになってるんだよね。明確に「今日から店長!」っていうスタートはないんだけど。
レペゼン:
気づいたら店長になってたってことですか?
高山さん:
俺の前の店長がRYOW a.k.a smooth currentっていう人なんだけど、DJもやってるし、キャリアが長くて。人が集まってくるし、とにかくカリスマ性がある人だったから、急に辞めるとお客さんもガクンと減っちゃうのを懸念して。「俺は徐々に裏に引いていくから」って言われていたんだよね。
レペゼン:
なるほど!引き継ぎ期間があったんですね!
高山さん:
そうそう。んで、自分で店をコントロールし始めたのが、多分10周年の頃だったと思うんだよね。これが30歳くらいの時。
レペゼン:
なるほど。
レペゼン:
それで10~15周年くらいのところまではなんとなく横ばいで行けてたのかな。ただ、このあとから、お店の具合が悪くなって立ち行かなくなってきて。ガッツリ組んでたスタッフ達が辞めるとか。イベントを上手く組めなくなってきたり。18~20周年くらいが一番きつい時期だったかもしれない。
レペゼン:
そうなんですね…時代の変化ですかね。
高山さん:
でも、最近はMCバトルなどをきっかけに、若い子達もお店に出入りする事も増えて、少し上向きになってきたかな。
レペゼン:
ストリートシーンも改めて盛り上がって来たっていうことですかね!!
高山さん:
そうだね。てか、この人生グラフは個人じゃなくてお店のバロメーターになっちゃったね!
レペゼン:
高山さんの歴史が、そのままお店の歴史になってるってことですよね。それだけ人生をかけてきたことがが伺えます。
高山さん:
うん、そう思って仕事してきたから。自分のプライベートよりは、本当にお店とともに歩んだ人生って感じです。
▼高山泰史(たかやま やすふみ)
Instagram:dj.tkym
▼Club Bar FAMILY
Instagram:family_1996
Interview:ABE HONOKA
Writer:中崎史菜
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