人生を振り返るコーナーその1/DJ REN インタビュー②

幼少期から大学卒業頃まで

ライター:レペゼン君

レペゼン:
人生グラフというもので、DJ RENさんご自身の人生を振り返っていただきたいと思っています!

DJ REN
面白いねー!!


(人生グラフ記入)

レペゼン:
ありがとうございます。まず、子どもの頃はどんな子でしたか?

DJ REN
子どもの時は結構勉強もしてたし、スポーツもたくさんやってました。野球に加えて冬はアイスホッケー、スキーをやってて。結構真面目な子でした。

レペゼン:
アイスホッケー、スキーって結構珍しいですね!

DJ REN
その時は札幌にいたからね。それから中2で広島に移ってからは学校が街のど真ん中にあった事もあって学校終わりに皆で遊びに行くみたいな感じでした。

レペゼン:
なるほど。そっからストリートのカルチャーに浸かって行く感じですか?

DJ REN:
そうだね。でも初めは「アメカジ」って感じだったかな。

その頃から自分で古着屋に行ったり、当時 流行ってたレッドウィングの靴とかを買ったりしてました。

レペゼン:
なるほどー!かっこいい!中学でも真面目にしてたんですか?

DJ REN
一応勉強もちゃんとやってたので、高校も男子校の進学校に行ってましたね。でも高校では勉強もそんなにやらなかったかな。

高校の部活はバスケを少しやってたけど、すぐやめて基本帰宅部でした。

レペゼン:
その頃、音楽は何を聞いてたんですか?

DJ REN:
CDは結構買ってました。でも高校の時はどっちかというとHi-STANDARD(ハイスタンダー ド、ハイスタ)とかのメロコア、ハードコアのバンドが好きで聴いてましたね。

レペゼン:
そうだったんですね!

DJ REN
広島がバンドの街みたいな感じで、「ナミキジャンクション」っていう有名なライブハウスがあって、そこに友達と遊びに行ったりしてました。

その頃はまだDJはやってなかったんですけど、中高の時にスケボーをやっていたのもあってストリート系のカルチャーは好きでしたね。

レペゼン:
DJにはいつ頃から興味を持ったんですか?

DJ REN
高3の時や1年間浪人してた時に、Dragon Ashとかm-floとかSteady&Co.が流行ってて。PVを見るとDJが写ってるじゃないですか。

で、そんな時に近くのパルコの楽器屋にターンテーブルが置いてあったんで、カッコいいなってなって、大学に入ったらDJやりたいって思ってましたね。その頃からレコードとかも買ってました。

レペゼン:
なるほど。ではDJは大学から始めたんですね?

DJ REN
そうそう。大学は立命館大学の滋賀のキャンパスに行ってました。

それで大学入って1年経たないぐらいの頃に京都のSTUSSY(ステューシー)のバイトを始めたんんだけど、そこの店長とスタッフがDJをやってたこともあって、そこで初めてTechnics(テクニクス)のちゃんとしたターンテーブルを買いました。

レペゼン:
周りにやってる人が沢山いたんですね!!

DJ REN:
そうそう。いい環境だよね。

お店でかかってたBGMは全部MIX CDで、DJ KOMORI(コモリ) さんのMONTHLY FRUIT(マンスリー・フルーツ)がめっちゃかかってました。多分VOL.1からその時出てたものが全部あったと思う。

レペゼン:
おー!

DJ REN
みんなバイトしながらBGM聴いて、「今の繋ぎ良かったよね!」とか「KOMORIさん流石だわー」とか言ってたから、先日そのことをKOMORIさんに直接言いましたよ。笑

レペゼン:
数年越しの!!笑

初めてクラブで回したのはいつ頃なんですか?

DJ REN
京都のWORLD(ワールド)ってクラブのDJ SANCON(サンコン)さんって先輩DJがやっていた、ESSENTIAL(エッセンシャル)ってイベントにトップバッターで出させてもらえる事になり、初めてちゃんとしたクラブでDJをやらせてもらいました。

それが20歳とか21歳の頃かな。

レペゼン:
なるほど。デビューは京都だったんですね!

DJ REN
滋賀に住んでたけど、基本は京都でやらせてもらってましたね。そこからバイトを掛け持ちするようになって、大学はほぼ行ってなかったし留年ギリギリでした。笑

レペゼン:
大学行ってなかったんですね。笑

DJ REN
当時はいかに早く現場でレコードのプロモ盤をかけるかって感じだったから、滋賀県のレコード屋でバイトするようになって、金土日はSTUSSY、平日はレコード屋で働くって生活でした。

レペゼン:
めちゃくちゃ働いてたんですね!笑

DJ REN
バイト代は全部レコードに使ってましたね。

レペゼン:
すごいですね!

DJ REN
そんな感じで大学4年間終わって、その頃にDJ MASTERKEY(マスターキー)さんとDJ YUKIJIRUSHI(ユキジルシ)さんとかのザ・ライフエンターテーメントのDJや、

DJ HASEBE(ハセベ) さんとか、DJ HAZIME(ハジメ)さん、DJ WATARAI(ワタライ)さんなどの東京の大御所が京都にゲストで来てて、東京のDJはヤバいってなりました。

レペゼン:
やっぱりそんなに違ったんですか?

DJ REN
当時見てて、レコードの2枚使いとか、1つ1つのミックスのスキルとかが全然違って、「なにこの人達!」って思ってました。

それでレコーダーで音源だけ録音して、後で聴いてここからこう繋いでいたとか学んでました。

レペゼン:
すごい!地道な努力をしていたんですね。

DJ REN
そうなんですよ。そんな感じで勉強してましたね

…続く。

▼DJ REN
Instagram:djren1981

Interview:ABE HONOKA

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