TAKENOKO| DIG!カバンの中身 Vol.43

DJ、ダンス、トラックメイク、アパレルなどマルチな才能を発揮するアーティスト

ライター:ほりさげ

非日常であるクラブパーティ。その演出には多くの人が関わっています。クラブ、そしてエンターテインメントの現場に立ち続ける人間のカバンには、いったいどんなモノが入っているのだろう?そんな素朴な理由から立ち上がったこの企画。中々見ることの出来ないパーティメーカーのバッグの中身を、鋭く切り込む企画です。
第43回のゲストは、大阪・アメ村を拠点に活動を続け、今ヘッズの間で話題のパーティ「FULLHOUSE」や「amapinight」のレギュラーDJとしても知られるTAKENOKOさん。ダンス、トラックメイク、そして洋服作りなど、幅広い分野で才能を発揮する彼は、今年6月には自身のブランド「HIRAMEKI STUDIO」をローンチ。そんな独自の活動を展開するアーティストのカバンの中身とは?

TAKENOKOのカバンの中身はこちら!

CAT EARS type BEANIE

TAKENO :
自分がやってる「HIRAMEKI STUDIO」からローンチしたオリジナルビーニーです。UKのサイクリングシャツをリメイクして1から作りました。ただのビーニーよりも生地にこだわっても良いかなと思って。最近自分もDJプレイ中にかぶっています。

DJ中のヘッドホン

TAKENO :
『ゼンハイザーHD25』です。6年くらい使っています。ヘッドホン選びの基準は、かけた時の見た目と動きやすさです笑。軽くて首が疲れなくて、ある程度鳴りもいいので重宝しています。

 USBと紛失防止のキーホルダー

TAKENO :
本体はUSBなんですけど、ほんまになくしすぎるから、でかい飾りを付けとく必要があって笑。知り合いがやってたブランドのお守りとか、CIRCUS OSAKAでやってるレギュラーパーティ「FULLHOUSE」とNIKEのコラボした時のキーホルダーとか…。あと大きい尻尾は、仲良くさせてもらってる大阪のデザイナー/絵描きのDESTROY DOGさんに結婚祝いでもらいました笑。このUSBは容量が大きくて、かつデータ移動が早いやつなんで1本2万円くらいするんですけど、3本くらい買ったのにもうラスト1本になってしまって…。もう絶対なくせないです!笑

MacBook Pro

TAKENO :
もう10年近く使ってるかな?今は、DJはUSBオンリーですが、プレイの前にUSBに入れた曲の確認、整理をする為にPCも持参しています。

Type-Cアダプター

TAKENO :
これも小さくてなくしやすいので、もう「絶対ここに入れる!」と暗示をかけて、意識しなくても手が勝手にしまってくれるくらいの流れを作っています笑。

サングラス

TAKENO :
大阪の『OTO GIRLS』というギャルブランドのサングラスです笑。サングラスは何種類かローテーションしてるんですけど、これが一番安心というか、しっくりきます。クラブの中で暗くなりすぎないよう、レンズも変えました。基本的にサングラスはDJ中だけでなく、パーティ中はつけています。

SHIROのボディコロン「White Lily」

TAKENO :
石鹸の香りに近くて、爽やかで使いやすいです。「FULLHOUSE」はお客さんがDJの周りをぐるっと囲むスタイルなので、匂いのエチケットとしてDJプレイ前につけています。「SHIRO」は他の商品も割と好きですね。

イソップの香水「Hwyl」

TAKENO :
ヒノキっぽい香りのフレグランスをずっと探していたんですけど、ちょうど理想の香りを見つけました。同じくDJの時に愛用してます。

 SABONのハンドクリーム

TAKENO :
「パチュリ・ラベンダー・バニラ」という香りです。さっきのコロンとか香水とかとも相性が良くて、混ぜて使ったりしています。けっこう手が乾燥する方なので、パーティとかDJとか関係なく普段使いしてます。

音楽の制作用ヘッドホン

TAKENO :
『KRK system』のKNS-8400です。電車移動の時はだいたい寝てるんですが、たまに神がかり的に制作に集中できる時があって笑。ちなみに音を作る時は、このヘッドホン、iPhone、AirPods、スピーカー…と全部の聞こえ方をチェックして研究しています。スピーカーでベースの鳴りがめっちゃ良くても、iPhoneだとまったく聞こえないこともよくあるんで…。

MM6 Maison Margiela×Eastpak ドリッピングバッグ

TAKENO :
『EASTPAK』とマルジェラとのコラボで面白い形が出てたから買いました。左右の紐の長さが違ったりしてちょっと背負いにくいけど、PCもちゃんと入るし、気に入ってます。自分は子どももいるので、夜中に東京でDJして、そのまま始発の新幹線で大阪に帰ってくることもよくあるので、遠征の時もこのサイズ感で移動しています。

 

プロフィール

  • DJ TAKENOKO

    DJ TAKENOKO

    日本を拠点とするDJクルー/コレクティブクルー「FULLHOUSE」や「amapinight」のメンバー。90年代中期からダンサーとして関西内外のクラブ・シーンにて個性溢れるパフォーマンスで人気を博し、2010年より本格的にDJとしてのキャリアをスタート。2019年よりCLUB CIRCUSでのパーティーをきっかけに「FULLHOUSE」を結成。2023年にはBOILER ROOM OSAKAにも出演。その後、本格的に音源制作活動を開始。2023年には、DJ YUNG EASYからTAKENOKOへと改名、クラブ・プレイ、音源製作、クリエイター活動を通じて、更に刺激的・多幸感に溢れるダンス・ミュージックをアジアから世界へと発信するべく、目を光らせている。

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