レペゼン:
ストリートで”売れるため”にはどうすれば良いと思いますか?
Lil’Yukichi:
他の人が持っていないような自分の色や味を出して、継続していく事ですかね。継続は力なりじゃないですけど、やり続ける事が大切ですね。
レペゼン:
なるほど。苦しい時もやり続けたんですもんね。
Lil’Yukichi:
2~3年前に℃-ute(キュート)っていうアイドルのリミックスをやらせてもらったんですけど、それこそ、もしドン底に落ちてた時に音楽辞めてたり、自殺してたらそんなコラボは起きなかった事なので、やり続けて良かったなって思います。
レペゼン:
継続して発信し続けていくって事ですね。
Lil’Yukichi:
あとは人と違うものを発信していくことですね。
レペゼン:
でも。その人と違う物を見つけたり、発信するのって難しいですよね?
Lil’Yukichi:
確かにそうですね。僕はラッキーだったのかもしれないですけど、ヒップホップをやってて、アニメが好きで、アイドルも好きで、それがたまたま自分の武器になりました。
レペゼン:
なるほどー!その掛け算ですね!!「ヒップホップ× アイドル× アニメ」って、周りと違いますもんね!!
Lil’Yukichi:
しかもそれプラス、トラップの前身のダーティ・サウスの作曲をやっていて、当時は日本でやってる人が全然いなかったんですよ。
その組み合わせがたまたま自分ので武器になりましたね。
レペゼン:
今や、ヒップホップでトラップやサウスは主流ですもんね。
人と違っても、自分がかっこいいと思うものを信じてやると、”売れる”瞬間が来るんですね!!
座右の銘はありますか?
Lil’Yukichi:
最近亡くなったNipsey Hussle(ニプシー・ハッスル)が良く言ってた「人生はマラソンだ」ですかね。
レペゼン:
なるほど。
Lil’Yukichi:
正直Nipsey Hussleってあんまり聴いた事なかったんですけど、その言葉を聞いて「確かにな」って思ったし、カッコいいと思いました。人生は、持久走で、継続して積み上げて行く感じですよね。
レペゼン:
耐えて耐えてですよね。
Lil’Yukichi:
そうですね。すぐに結果を求めるなって感じで、カッコいいなって思います。
レペゼン:
先ほどの話とも繋がりますね!!Lil’Yukichiさんがいうとさらに説得力が増します!
今後どんな動きをしていきますか?
Lil’Yukichi:
今後はもっと日本でヒップホップが根付くように何か考えていきたいですね。
だから逆にヒップホップではない人たちとも一緒に曲をやってみたいと思いますし。
レペゼン:
素晴らしいです!!ヒップホップを広めるために、ヒップホップにこだわらない。
Lil’Yukichi:
あとはDJももっとやっていきたいです。
レペゼン:
そっか!クラブでDJもしてるんですもんね!
Lil’Yukichi:
そうなんですよ。だから、もっといろんなパーティーに呼んでもらいたいですね。
レペゼン:
クラブでもお会いしたいですね!あとは「第3次Lil’Yukichiビートブーム」も期待しています!!
Lil’Yukichi:
そうですね。笑
アトランタに通ったり、海外進出もして行きたいです!
レペゼン:
告知はありますか?
Lil’Yukichi:
最近『Itadakimasu』って、なかむらみなみちゃんとBLAISEって2人のラッパーとフィーチャリングした曲を出したのでぜひ聴いてください。
レペゼン:
これも話題のコラボですもんね!
Lil’Yukichi:
あとは定期的に新曲をリリースしているんで各種SNS(Instagram、Twitter)で最新情報チェックしてください!
ビート制作の依頼とDJの依頼もお待ちしております。
レペゼン:
みなさん!依頼はインスタからぜひ!!笑
今日はありがとうございました!!
Lil’Yukichi:
ありがとうございました!
人間であれば誰でも、人と違う事を行うことは、怖い。しかし、自分の思い描く世界を叶えるためには、その怖さを感じながらもそれを行わなければならない。
さらにそれは”人と違うこと”だから、プロップスを得られるまでには時間がかかる。でも自分を信じてやり続ける。それが実はストリートでは近道なのかもしれない。
Lil’Yukichiは我々にそんなことを教えてくれた。
そんな彼の人生を知った今、改めて彼の楽曲を聴くいてみる。今よりもさらに輝いた日本のヒップホップシーンの未来が見えてくる。
そしてもちろんそれを支えているのはLil’Yukichi、その人なのである。
Lil’Yukichi Instagram:lilyukichimoney
日本のストリートをレペゼンしよう。