レペゼン:
Spadaくんは同じ頃にバカしてたんですね!?どんなバカしてたんですか?
Spada:
単純に遊びまくってたって感じですね。親にも迷惑かけました。
レペゼン:
親御さんは厳しいんですか?
Spada:
そうですね。比較的厳しいですけど。まあ、ラップやってることは理解はしてくれてます。
レペゼン:
確かに親御さんの理解とサポートを得ながら活動していくバランス感覚も大事ですよね。その後から埼玉のスタジオで楽曲制作をスタートしていくんですね。
OSAMI:
始めは地元の知り合いのスタジオみたいなところでしたね。軽くRECして、たまにライブするって感じだったんですけど。
今出してるミックステープとかEPをレコーディンディングしてる埼玉のスタジオを使い始めたのが、去年の10月からですね。
レペゼン:
スタジオってやっぱ違うんですか?
Young Dalu:
そうですね。もともとウェニー(Weny Dacillo)とかが使ってたスタジオなんですけど。俺らはそれまでスタジオっていうスタジオ入ったことなかったんで。
そこに入ってみんなで一緒に曲作るようになって、刺激もらって、マインドが良い方向に向かってったてのが、間違いなくありますね。
Spada:
「どうすればいいのか。」がわかったっすよね。
レペゼン:
ここで、Mikeくんは「自分でもできるのか」って思ったんですね?
Night Flow Mike:
初めてちゃんとしたスタジオ入って、自分らがRECした曲が、普段自分たち買って聴いてる曲と同じぐらいクオリティがよかったんで。「自分でもできるんだ!」って思いました!
レペゼン:
そっか!そのハイクオリティな楽曲が自分たちで作ったものなんですもんね!それは感動と同時に自信がつきそうですね!
Night Flow Mike:
そうですね。
レペゼン:
そしてその後、1st EPを発売すると。順調に言っているように見えますが、この頃Daluくんは悩んでたんですね??
Young Dalu:
そうですね。とにかく1作目としての形が欲しいっていう思いでいっぱいでした。
曲の配信先を”どこ”にすれば売れるのかずっと悩んでました。先人が売れていくにつれて、自分たちまだまだ形がないと思って。
色々考えた混んでましたね。意外と真面目なんで。笑
結果i Tunesで配信できたんですけど、その直後もみんなで「配信できたものはいいけど、次はどうする?」ってすっと考えてましたね。
レペゼン:
反響はどうだったんですか?
Young Dalu:
反響しかなかったです!笑
正直こんなに反響があって、周りの人から声かけてもらえるなんてことは当時は考えてなかったですね。
レペゼン:
悩んだけど、動いたら結果がついて来たんですね!!
そして「Tokio Teleport」をリリースと続くんですね。「Tokio Teleport」、我々もけっこう聴いています!!
一同:
ありがとうございます!!
吸収力と探究心。これは人の成長にとってかけがえのないものだが、メンバー全員がそれを持ち、自然と共有し合うと、とんでもない化学反応が起こるのだろう。
そして彼らがストリートの現場で愛される理由も、吸収力を探究心に逆らわずまっすぐだからだろう。今後の日本のストリートシーンがさらに盛り上がるために必要なのは、こんな正直でまっすぐなクルーたちなのかもしれない。
次回からはそんなNormcore Boyzの楽曲制作や今後の展望について迫る。お楽しみに。
Normcore Boyz
Instagram:normcore_boyz
OSAMI:osamiesper
Young Dalu:dalu_san_fuck3
Gucci:gucci_the_freak
Spada:spa_spa0120
Night Flow Mike:mike_world_3
DJ NORIO:tyv_record
Interview by ABE HONOKA
日本のストリートをレペゼンしよう。