Interview

2021.8.21 Sat

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バンダナのデザインについて / Yabesian – Stan Ink World –

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Yabesianの前編インタビューはコチラ

レペゼン:
次はバンダナの事について伺いたいと思います。
まず、タトゥーアーティストとしての活動がご多忙を極める中、今回のバンダナデザインの仕事を受けて頂けた理由はなんですか?

Yabesian:
前にTシャツを出そうと思った事があるんですけど、自分では時間もないし諦めたんですよ。ただ、今回はデザインをするだけで終わりって事だったので、これならいけるなって。笑

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レペゼン:
なるほど!確かに生地を選んだり、染色なのか印刷なのか選んだり、色々デザイン以外も多いですもんね。

Yabesian:
自分の名前を売る良い機会でもあったし。最近までは自分に自信もなかったんですけど、そろそろこういう事もやってみても良い頃かなって思ったからですね。色んな人からもいつTシャツ作るのって聞かれてて、ずっと作ります詐欺をしていたので良いタイミングでした。笑

レペゼン:
作ります詐欺って面白いですね。笑
じゃあ以前から、自分のデザインしたアパレル関連の商品を出そうというお考えはあったんですね。

Yabesian:
その気はあったんですけど、なかなか自分からは手が出せずにいたので、今回はデザインするだけで終わりってのは良かったです。

レペゼン:
そのデザインが一番大事な部分で、Yabesianさんにご協力いただけて本当に嬉しいです!普段バンダナって使う事ありますか?

Yabesian:
普段は使ってないんですけど、家にはいっぱいあります。

レペゼン:
コレクションされてるんですか?

Yabesian:
なんか好きだったんですよね。

レペゼン:
なるほど。
今回の商品の名前を付けるにあたって地名を入れようと思っているのですが、自分のアイデンティティがある場所やレペゼンする場所はどこですか?

Yabesian:
難しいですけど駒場で良いと思います。

レペゼン:
スタジオがある場所でもありますしね。

Yabesian:
そうですね。もし違う場所でやってたとしたらまた違うデザインになってたかもしれないですしね。

レペゼン:
あー、場所によっても!それも面白いですね。
では、今回のバンダナのデザインのコンセプトについて教えて頂けますか?

Yabesian:
コンセプトは実際そんなに考えてないですけど、心がけてる事が一つあって一本でも線を引いたら最後まで描き切る。最初は周辺部のパターンから描き始めて、全体のバランスを見ながら調整しつつ進めていきましたね。

レペゼン:
なるほど!

Yabesian:
成り行きでなったみたいな感じです。

レペゼン:
進め方としては全体図を頭の中で考えてとかではなく、描きながらその都度、付け加えたり、削ったりして描いたいったんですね。

Yabesian:
そうです。終わるまでは僕もこの形になるってのは分からなかったですね。描き始めて流れでこうなりました。

レペゼン:
やっぱりアーティストってすごいです!それで結果まとまって、カッコいい1枚に仕上がってますもんね。

Yabesian:
無理矢理まとめるって感じですね。

レペゼン:
なるほど。すごいですね!

Yabesian:
でも、まだ個人的に気に入らない部分もあるので、色々とやってみて、もっと良い作品を完成させたいですね。

レペゼン:
特にここを見て欲しいってポイントはありますか?

Yabesian:
んーなんだろう。全員に理解はして欲しくないですかね。好きな人も嫌いな人もどっちも出て欲しいです。全員が好きってなるよりは、嫌いな人もいてくれた方が面白いと思うので。

レペゼン:
初めから、みんなに気に入られようって気は全くないんですね。

Yabesian:
万人受けするデザインとかは作る気ないですね。最初からカッコよくなるって分かってる物とかじゃなくて、あり得ないような物とかでもどうカッコよくデザイン出来るか。でも、それを判断するのは僕じゃないし、見る人が決める事なので気に入られようとかも思ってないです。

レペゼン:
それぞれ見た人たちがどう感じてくれるかですね。

Yabesian:
どういう見方で見てくれるかで、デザインが良くも悪くも見えるって感じですね。

レペゼン:
表現する人、それを見る人、その二人の繋がりですもんね。それがカッコいいのかどうかは受けて側の感じ方に任せるって事ですね。

Yabesian:
僕のタトゥーもそうです。アンチがいるかは分からないですけど、いてくれた方が面白いです。有名になって何を描いても売れちゃうみたいなアーティストにはなりたくないです。

レペゼン:
なるほど!

Yabesian:
人間でもこの人のここ好きだけど、こういう部分は嫌いなみたいなのあるじゃないですか。そういう感じのデザインが一番好きです。

レペゼン:
人間味のあるデザインって言うんですかね。

Yabesian:
そんな感じですね。だから商品なんですけど、それが気に入られて売れるかは関係ないというか、これ描いとけば売れるって物を描いてる訳じゃないですよね。今日、この日に僕が描ける物はこれですって感じですね。明日になればまた違う物になると思います。

レペゼン:
どんな人が手に取るかとかもイメージする事もなく、描きたいように描いて表現したって事ですよね?

Yabesian:
そうですね。そんなに深く考えずにやりました。

レペゼン:
もちろん結果として今回のデザインがすごい人気が出て売れるってのはYabesianさん的にはもアリなんですよね?

Yabesian:
それはもちろんです。普段は彫りにきてくれる人がいて、俺から見てこの人はこれが似合うからこう描いたってのが近いんですけど。この人はたぶんこういうタイプでこういうことが好きだから、こういうデザインが好きだろうなって物に感じに合わせるというか。今回は自分の表現だったんで、好きなものをあまり考えずに描いた感じですね。

レペゼン:
今回は完全に自分の好きなテイスト、感性だけど、普段タトゥーを彫る時は、自分のそういう感性を彫る人に合わせてデザインしているって事ですよね?

Yabesian:
そうですね。実際にカウンセリングの時もどういう音楽が好きかや、どういうとこで服買うのとか聞いて、その人がどういう人間なのかってのは考えてます。

レペゼン:
その人を理解した上でデザインに落とし込んでるんですね。

Yabesian:
前に来た人も見た目はすごい女子って感じだったんですけど、カウンセリングするとヘビーロックを聴いててハードコアなファッションが好きって言うんですね。外見は優しい感じだけど、内面はけっこう荒っぽい感じが好きなんだなって。

レペゼン:
なるほど。

Yabesian:
そこで逆にこっちからこういう音楽とか好き?って聞いて理解して、あなたはこういうデザインでこういうタッチの物が欲しいんでしょって聞くとそうだったりするんですよね。それでもし違えばもっと聞き出して探り当ててあげるんですよね。

レペゼン:
心を探ってく感じなんですね。

Yabesian:
中には、名前から連想して彫って欲しいって言う人もいるので。

レペゼン:
そういうのって大変な分、一方で面白いとかあるんですか?

Yabesian:
仲良くなれるんで面白いと思いますよ。

レペゼン:
話す分仲良くなれるんですね。
普段は人の肌に彫る事を前提にデザインしていると思うんですけど、今回はバンダナっていういつもとは全く違う物にデザインしてみて感想はどうですか?

Yabesian:
普段とあまり変わらないですかね。これをタトゥーにしろって言われても全然できますし、そんなに大差はないですね。

レペゼン:
これ彫ったらカッコいいですよね。

Yabesian:
結局ペンとマシンで握ってる物が違うだけですよね。肌に彫るからこそ太い線じゃないとにじみやすいとかは関係ないし。それはその人の技術じゃないだけでもう一段階薄いインクを使えば、ちゃんときれいに残るかもしれないので。勝手に限界を決めるのはおかしいと思うんですよ。自分自身もまだ追求中で、本当に奥が深い世界だと思うので。

レペゼン:
なるほど。

Yabesian:
こういうすごい細かいところでも人に彫ってみて、もし出来なければもっと頑張らなければいけないし、それを出来るようにならないといけないのがタトゥーアーティストだと思います。

レペゼン:
普段に握ってるマシンからペンに持ち替えただけで、デザインするにあたっての違いは特にないと言う事ですね。

Yabesian:
もちろん見栄えとかは細かいと遠くからじゃ分からないとか、少しにじんだりとかあるかもしれないですけど。

レペゼン:
なるほど!
今回の依頼で大変だったポイントは何かありますか?

Yabesian:
流れるように描くだけだったので、大変だった事はないですね。

レペゼン:
もう描き始めたらバッと一気にやちゃった感じですか?

Yabesian:
そうですね。終わるまで全部ですね。

レペゼン:
すごいですね!
では、普段の仕事で大変なことはありますか?

Yabesian:
難しい部分は、彫ってる最中に色々言われると分からなくなっちゃいますね。これがこういう形だからこそカッコいいとか伝えても、いやここはもう少しこうして欲しいみたいに言われると、それはちょっとどうかなって思う時はありますね。

レペゼン:
なるほど!

Yabesian:
普通にこっちも言うんですけど、あんまり聞いてくれない人も数ヶ月に一人くらいはいますね。笑
一人だけ泣かせちゃった事がるんですよ。笑

レペゼン:
泣かせちゃったんですか?笑

Yabesian:
普通に彫ったんですけど、彫ってる途中ですごい痛がってたので、「ちゃんと寝てないし食べてないでしょ?」って聞いたんですよ。そしたら寝てはいるけど食べてはいないって。だからやめた方が良いかもって言ったんですけど、無理矢理やるって言うから、彫ってたら泣いちゃって。笑

レペゼン:
なるほど。笑
そういう方もいらっしゃるんですね。
では、今回こちらからデザインのテーマやモチーフは何もお渡ししませんでしたが、なんで蛇になったんでしょうか?曲線が欲しかったとかですか?

Yabesian:
曲線というか一番ぐねぐね感があるのは蛇かなって思ったからですね。あとは最近ぐねぐねになった蛇を見たってのが大きいですかね。

レペゼン:
なるほど!
Yabesianさんはファッションはお好きですか?

Yabesian:
そうですね。たぶん。笑

レペゼン:
ファッションや音楽でもそうですが、昔流行った物が再び流行るって事がよくありますが、タトゥーでもそういうな事はありますか?

Yabesian:
ありますね。日本だったら和彫なんかは不動の人気ですよね。

レペゼン:
最近ラッパーの人達もバチバチに和彫入れてる人とか出てきたりしてますよね。

Yabesian:
だからこそあんまり好きじゃないってのはあるんですけどね。人気のある物はちょっとって感じです。

レペゼン:
Yabesianさんのデザインのテイストではないって感じですね。

Yabesian:
僕も見てる分には好きなんですけど、自分がやるのは合わないかなって感じです。

レペゼン:
確かにYabesianさんの作品をどこかに分類するとしても難しいですよね。色はブラック系であとはオリジナリティの強いデザインが多いので、一言でこれって言う感じには言い表せられないですね。

Yabesian:
色んな人からは「Yabesian World」(ヤベージャンワールド)って言われます。

レペゼン:
おぉー!「Yabesian World」良いですね!
タトゥーはファッションの一部だと思いますか?

Yabesian:
ファッションの一部と捉えるんだったらそれはそれで良いと思うんですけど、どちらかと言うとその人自身を形として表に出した物ってのが一番近いですかね。

レペゼン:
なるほど。

Yabesian:
依頼されて彫ったものがそこに入った事で、そのタトゥーがその人のアイデンティティになる訳じゃないですか。なんで、その人自身の顔になるみたいな感じですよね。

レペゼン:
ファッションは毎日違う物を着るけど、タトゥーはずっと残る物でいつもそこにある訳ですかね。その人を映し出す鏡になる訳ですね。

Yabesian:
そんな感じです。

レペゼン:
インタビューは以上です。ありがとうございました!

 

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Stan Ink World 公式Webサイト:https://www.staninkworld.com/

 

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