宇田川町のオシャレなレストランNOS ORG。
いまこの空間がさらにおしゃれに、そしてヒップホップ好きにはたまらない場所になっている。
cherry chill will氏の写真展、「Beats & Rhymes + PIXXX」が行われているのだ。
店内の壁一面にはcherry chill will氏の”モノクロ写真”作品がところ狭しと飾られており、
すべての写真には日本語ラップ界の重鎮から若手のエースまでが顔を揃えている。
ZEEBRA、THA BLUE HERB、スチャダラパー、Anarchy、KOHH、BADHOP、OZROSAURUS、AK-69、DJ MURO、DEV LARGE、般若、RHYMESTAR、IO、ORIKIYO、SIMILAB・・・
HIPHOP好きなら聞いただけでも興奮するこのこの顔ぶれだろう。
その彼らの写真が、より輝いて見えるcherry chill will氏にしか撮れない写真。それがこの空間には飾られているのだ。
幸運にも彼と直接話を交わすことができた。
これだけのアーティストをかっこよく撮り続けるcherry chill will氏は2008年ごろから初めは”遊びで”写真を撮り始めたという。
撮り始めた当初から、「フラッシュを使ってなんでもはっきり撮るのはあまり好きじゃなかった」とのことで、
ほとんどの作品のが「ノーフラッシュ」で「モノクロ」で撮られたものだ。しかし、ここに妙に引き込まれる。
こんなに感動する、そしてアーティストからも喜ばれる写真を撮る秘訣を聞くと、
とにかく自分が大好きなものを、「自分が一番かっこよく撮ってやる」と強く想い、
その被写体への愛をカメラのスキルで表現していくことだという。
驚くことに彼は、カメラに関するなんの教育も受けていない。
イベントには、アーティストも時に顔を出すそう。
HIPHOPが好き!日本語ラップが好き!というあなたは、期間中にぜひ足を運んで欲しい。
レストランらしく、入場料はかからないが、ワンオーダーさえすれば好きなだけcherry chill will氏の作品を見ることができる。
日本のストリートをレペゼンしよう。